歴史に潜む矛盾や疑問に学ぶ


歴史に潜む矛盾や疑問に学ぶ







歴史は考古学的発見や新史料の発見、あるいは歴史認識の変化に伴い、歴史的事実や定説が覆されてきた。また、新一級資料により特定の出来事や人物に関するこれまでの認識が激変し、歴史観全体が再構築されることがある。新たな発見は、これまで見えなかった全体像や隠蔽されていた意味を明らかにする力を持っている。






ゆえに、私たちの歴史認識に対する理解は常に更新され、より深まることになる。歴史は単なる過去の出来事の羅列や記録ではなく、歴史と結び付いた現在を理解し未来を考える上で不可欠な要素となり得るのである。歴史好きの集まる仲間とともに歴史の矛盾や不可解な疑問を解きながら、少しでも史実に近づき解明できないものかと模索中である。






巷間における歴史の「ヒストリー」とはHIS- STORY、つまり、彼の歴史物語である。彼とはいったい誰なのか、それは人民を権力で統治する「為政者いせいしゃ」や「為政家いせいけ」のことである。彼らは統治期間から隠居没年までに様々な権力行使や改竄による自らの都合の良い歴史操作が可能な立場にある。そこに自らの責任において歴史上の事件が勃発すると、代々の家名を穢すことになる「不都合な真実」の発覚を怖れて、証拠隠滅や記録改竄など入念な隠蔽工作を行ない歴史から抹消するのである。






歴史はその集大成として未来の人々に提示されている。ところが、悠久の時代を経ると功妙に隠蔽抹消した痕跡が浮かび上がり「白日の下」に晒されることもある。また、近代では現役時代の不都合な真実が晩年に突然明るみに出て、勲章授与が間近に迫った著名人が「晩節を穢す」という事態に陥ることもある。また、その時代の重大な歴史案件は、前後をつぶさに検証できる「後世の歴史家」に事実解明と判断を委ねようではないか。と言う、後世の人々にその真意を見極めて明らかに解明を願う案件も潜んでいるのである。








歴史の叡智から未来を読み解けるのか



歴史学は過去の出来事を単に遡り紐解くだけの学問ではないが、歴史は未来への選択肢の軌跡でもあり得る。史実を元に歴史を学び、歴史の叡智から未来を読み解くことで見えてくる真実がある。歴史は日常生活や仕事に活用してこそ異議がある。国家や社会に、あるいは会社や人生に活用する大局観を歴史から涵養する方法がある。





人類の営みは、人類誕生後の狩猟民族や農耕民族の生活や生き様がある。その本能に関する深層心理、喜怒哀楽などの心情精神において、現在も特段の変化は見られていない。ゆえに、歴史は繰り返し、歴史学は近代以後も科学的で合理的な学問として成り立っている。現在、私たちの世界は、地球異常気象による国土崩壊と歴史的混乱である戦争/紛争の只中に居る。しかも、さらに拡大飛散の危険性を秘めた「歴史サイクル」の渦中に私たち人類は置かれているのである。






しかし、歴史の流れや法則は、時代、国家、会社、個人であっても、悠久の人類の一生と同様の軌跡を辿ると言う。つまり、人間は誕生、成長期、壮年期、衰退期を迎える。この流れを、現在の歴史の為政者や独裁者に当て嵌めて読み解けば、未来が具体的に見えて来るのである。













by watkoi1952 | 2026-01-05 15:50 | 歴史愛好家の編集室 | Comments(0)