日比谷御門
日比谷御門
江戸図屏風の日比谷門
日比谷濠や馬場先濠は、日比谷入江の海を埋め立て時に、濠の幅だけ埋め残し工法で築いた。
日比谷公園・首賭けイチョウと松本楼
日比谷門の傍に、樹齢4百年の銀杏の木が聳えていた。この大銀杏は、日比谷交差点ができるときに邪魔になり、移植不可能で伐採処理と決まった。この大銀杏を救ったのが、日比谷公園を設計した本多静六である。ときの東京市議会議長の星亨と大激論の末、日比谷公園松本楼脇に、「首賭けイチョウ」とも呼ばれた巨樹を移植した。明治4年(1841)以来の陸軍練兵場跡地に、明治36年(1903)わが国初の西洋式近代公園が開園した。
日比谷交差点の左が日比谷公園入口、右に日比谷濠、その間の晴海通りが日比谷門跡である。
by watkoi1952 | 2012-07-07 16:19 | 江戸城三十六見附 | Comments(0)